串カツに合う飲み物

串カツを食べながら、美味しくアルコールをいただく…まさに至高の時間と言ってもいいでしょう。

串カツには、

■ビール

■焼酎

■ハイボール

が非常にマッチします。

この記事では串カツの相棒とも言えるアルコールに焦点を当てて、その健康効果を紹介していきます。

ビール

体を酸化させる「活性酸素」という物質は、

健康番組などでしばしば紹介されていますから知らない人はいないでしょう。

活性酸素は身体の老化を早めますから、あまり増えすぎると健康を維持することが難しくなります。

ここで登場するのが、串カツの永遠の相棒・ビールです。

何と、ビールには「活性酸素」を処理してくれる

「抗酸化作用」を持っていることが、最近の研究で明らかになりました。

抗酸化作用と言えば、ビタミンCやリコピン、ポリフェノールが有名です。

ポリフェノールは赤ワインやチョコレート、リコピンはトマトに多く含まれています。

ビールの抗酸化作用がどのくらいあるのかというと、赤ワインのワイングラス1杯と、

ビール350ml缶1本分が同じ程度です。

また、ビールも銘柄で抗酸化力に違いはありますが、

発泡酒が比較的高い数値を出しているものが多いので、経済的にも嬉しい側面があります。

ビールはアルツハイマー、認知症、心臓病にもなりにくい

アメリカのロヲラ大学の研究では、日常的にビールを飲む人は

アルツハイマー症や認知症にも掛かりにくいことを突き止めています。

その差は日常的に飲まない人に対して23％も低いそうです。

アルツハイマーや認知症の原因の一つと思われるアルミニウムの影響を下げることが理由とされています。

また、イタリアのFondasion di Rscerca e Curaという団体は、毎日470ml程度のビールを飲んでいる人は、

心臓病のリスクが31％も低減しているというデータを提出しています。これも抗酸化物質の働きによるものです。

ただしその量を大きく超えて飲む人は、心臓病発症のリスクは上がるので、

ただ無尽蔵に飲めばよいという訳ではありません。

アルコールは節度をもって楽しくいただきましょう。

このほかにもビールにはコレステロール値を低下させる働きや、血圧を下げる、骨密度を上げる、

ガン細胞の増殖を抑える、尿管結石のリスクを減らすなど、非常に多くの効果が報告されています。

焼酎

夏はロックや水割りで、冬はお湯割りで飲む焼酎も、

串焼きの味を引き立ててくれる上に、身体にも良い影響を持っていることが知られています。

血液をサラサラにしてくれる

血液を流れやすくしてくれので、美肌効果がある上に血栓などをできにくくすることも期待できます。

芋焼酎には鎮静作用があるリナロールが含まれている

芋焼酎に含まれているリナロールという香味成分は、鎮静作用があるので、

心身をリラックスさせてくれます。

一日の終わりに、美味しい串カツと焼酎でリラックスというのも大人の楽しみとして素敵ですね。

ハイボール

串揚げにはハイボールも相性がいい飲み物ですが、

そのハイボールにもさまざまな健康効果が認められています。

ウイスキーに含まれるエラグ酸の効果

エラグ酸はポリフェノールのひとつです。ポリフェノールはビールの項目でもお話しした通り、

活性酸素に対抗することでアンチエイジング＝老化防止の作用を持っています。

また血液をサラサラにしてくれるので、血栓を予防して、脳血栓などの大きなトラブルのリスクを低減してくれます。

ウイスキーの香り

ウイスキーが持つ豊かな香り成分は、ストレスホルモンを抑制する効果を持っています。

これは森林浴で得られる効果に似ていて、脳の血行を良くしたり、記憶する力や集中する力を高めたりする作用もあります。

ハイボールの炭酸は疲労回復・血行促進をしてくれる

ハイボールの炭酸は血行を促進してくれるので、

体の隅々まで酸素や栄養が供給されやすくなり、老廃物の回収も効率良くしてくれます。

低カロリーなのでダイエットしている人には嬉しい

ハイボールはカロリーが低い飲み物として知られています。

ウイスキーは蒸留酒なので糖分が他のお酒に比べて少なく、

ハイボールは甘みを加えることもないので、ダイエット中の人も安心して飲めます。

まとめ

串カツと相性がいい三つのアルコール飲料の健康効果を紹介しました。

美味しく飲んで体に良いというのはとても嬉しいことです。

ただしお酒は取りすぎるとマイナス効果です。

適量を守りながら串カツとお酒で、ストレス解消しましょう。