アスパラガスは穂先まで栄養たっぷり!②
今回の記事では、美味しいアスパラガスの選び方や調理法を紹介していきます。
尿酸が高い場合は食べすぎ注意?!
尿酸は、細胞の遺伝子に含まれている「プリン体」と呼ばれる成分が分解されてできた老廃物で、
ほとんどの食べ物にプリン体が含まれています。
本来であれば、腎臓から尿とともに排泄されますが、尿酸が過剰に作られ排泄されにくくなると、
血液中の尿酸が増えてしまい「高尿酸血症」と診断されることがあります。
アスパラガスもプリン体の多い野菜の一つですが、
プリン体の約8割は体内で生成されていることから極端に食べ過ぎなければ、
アスパラガスが原因で痛風になる確率は極めて低いです。
また、野菜に含まれるプリン体は肉や魚介類のプリン体に比べると低いので
野菜のプリン体は尿酸値を上げにくいとも考えられています。
どのような食材も食べすぎずに、バランスよく食べることが健康への近道ですね。
美味しくて栄養のあるアスパラガスの選び方
栄養たっぷりのアスパラガスですが、せっかく食べるのであれば
美味しくて栄養価の高いものを選びたいですよね。
購入する際には、太さや色、ハカマなどの状態を確認して選んでみましょう。
・茎が太くてまっすぐ伸びているもの
・緑色が濃くてツヤがあるもの
・切り口に変色がなく、みずみずしいもの
・ほどよくしまった穂先のもの
・ハカマ(節)が少ないもの
などが美味しいアスパラガスを選ぶポイントです。
太さ、形
細い品種のものもありますが、
そうでない場合は茎が太いアスパラガスを選ぶことをおすすめします。
茎の細いものに比べて太いアスパラガスは、
水分もたっぷり含んでいるのでみずみずしく、やわらかい特徴があります。
また、穂先が全体的に曲がっているものは、
鮮度が落ちて乾燥してしまい水分が抜けて細くなっている証拠です。
色
鮮やかな緑色のアスパラガスは、なによりも健やかに育った証。
切り口が乾いていて変色しているものは、
収穫より時間が経ち鮮度が落ちているのでなるべく避けることをおすすめします。
また、他にも緑色以外のアスパラガスもあります。
ホワイトアスパラガスは、グリーンアスパラガスと同じ品種ですが、
日光に当てずに地中で育てたため白くなっています。
アクは少なく柔らかいですがその分、栄養価はグリーンアスパラガスに比べると低いです。
紫アスパラガスは、視力回復や肝機能向上にも役立つアントシアニンが豊富です。
しかし、紫色の皮は加熱すると緑色になるので、色取りとして紫色を取り入れたい場合には調理に注意が必要です。
ハカマ
ハカマとは、褐色で三角の形をした、アスパラガスの節の事です。
このハカマの数が少ないアスパラガスは、
成長がスムーズに進んでいて新鮮で柔らかく美味しい証拠です。
アスパラガスの栄養を逃さないおすすめの食べ方
美味しくて栄養もたくさんあるアスパラガスを選んだら、
調理の時にもなるべく栄養を逃がさず調理したいですよね。
アスパラガス特有の栄養素などを、むだなく摂取する調理法をご紹介します。
炒める、揚げる
水に溶け出る性質のある栄養素の他にも、
アスパラガスには油と相性の良い栄養素β-カロテンも含まれています。
炒めたり、揚げたりすることで水溶性の栄養素が水に溶け出る心配がなく、
栄養素を無駄にしないのでおすすめの調理法の一つです。
茹でる
一番シンプルな調理法といえば、“茹でる“ですよね。
しかし、気をつけたいのはアスパラガスに含まれる栄養素が水に溶け出る性質のものが多いということです。
前述した、ルチンやビタミンB群、ビタミンCなどがその栄養素です。
これらの栄養素をなるべく逃さないためにも、小さく切りすぎずにサッと茹でることがポイントです。
色鮮やかなアスパラガスを楽しみたい場合には、塩を加えて茹で、茹で上がったらすぐ冷水にとるようにしましょう。
まとめ
アスパラガスにはアスパラギン酸やルチンなど
他の野菜にはあまり含まれていない栄養素が豊富で、美容や健康には欠かせない食材です。
茹でてそのまま食べるも良し、吸収が高まるよう揚げるも良し。
さまざまな方法で、栄養たっぷりのアスパラガスを楽しんでみてはいかがでしょうか?
六甲道の串かつ屋さん 旨いもん串酒場 きらく屋 六甲道店
店舗名:旨いもん串酒場 きらく屋 六甲道店
住所:〒657-0027 兵庫県神戸市灘区永手町5-1-13 JR高架下251
TEL:078-856-0156
営業時間:月~木曜日 17:00~23:00(L.O. 22:30)/ 金・土曜日 17:00~24:00(L.O. 23:30)
定休日:日曜日